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9・11―アメリカに報復する資格はない! (文春文庫)

9・11―アメリカに報復する資格はない! (文春文庫)

ノーム チョムスキー

9・11―アメリカに報復する資格はない! (文春文庫)

定価: ¥ 590

販売価格: ¥ 590

人気ランキング: 129463位

おすすめ度:

発売日: 2002-09

発売元: 文藝春秋

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



ひどい翻訳で読む気が失せる
9.11直後のチョムスキーのインタビューを集めたもので、スピード出版されたためか、やっつけ仕事の翻訳の悪さには辟易する。チョムスキー自身も多くの先例を元に模索している状態で、明確な考えに至っていない時期のもので、しかもほぼ同時期に行われたインタビューをいくつも並べているので、かなりrepetetiveになっている。ニュース性の高いうちに,原書で読んでおく本であった。

たしかにひどい訳
 英語の原文を読まなくてもこの拙劣な訳はすぐ気付くと思います。薄い本なので原書を読むのが吉でしょう。
 しかし、チョムスキーの他の著書も翻訳されているこんにち、わざわざこのインタビューを読む意味はもう薄れてしまっているとおもいます。

合成の誤謬
著名な言語学者でありながら、反米論者としても有名な思想家であるチョムスキーが9.11と米国について語ったインタビューが掲載されている。
建国以来、米国は他国を攻めるようなことはあっても、自国が本格的に攻められることはなかった。攻撃の矛先が初めて米国に向いたという意味で、9.11は未だかつてない出来事であった。しかもそれは得体の知れないテロリスト集団によるものであり、9.11は米国のみならず世界を震撼させた。
しかし、それとアフガン空爆に踏み切るのとは別問題である。米国に反撃する権利はない。これがチョムスキーの主張である。この本では、ICJがニカラグア事件で米国を「テロ支援国家」としたことや、米国のスーダン空爆によって特効薬を製造していた工場が破壊され、結果的に多くの被害をもたらしたことなど、具体的事例をもとに、気持ちのいいくらい強烈な対米批判がなされている。
確かに米国はしばしば国際法を破るし、常に人道的な行動を取っているわけではない。ただ、ある事例を取り上げて国全体の性質を断定することによって、著者は合成の誤謬に陥っているのではないだろうか。

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