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中学受験をまじめに考える本

中学受験をまじめに考える本

小宮山 博仁

中学受験をまじめに考える本

定価: ¥ 1,890

販売価格: ¥ 1,890

人気ランキング: 173383位

おすすめ度:

発売日: 2002-04

発売元: 新評論

発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送



中学受験をめざす親は読むべき
子供に中学受験をさせることを考える親はできるだけ読むべき、多くの示唆に富んだ本だと思う。
「中学受験は成績上位者の戦い。小学校で中位以下の子供に中学受験をさせるのは失敗する以上に子供をその後で無気力状態に陥れて危険」
「中学受験でうまくいっても能力破壊が起きることがあることに注意すべき」
「塾に行けば成績が上がると考えるのは間違い」
「御三家などの超ハイレベル校の受験に固執する危険」
など、
中学受験や塾通いが子供の身心に及ぼす負の影響は、特に母親が熱中して子供を中学受験に追い立てたときに、顕在化する。父親が母親とコミュニケーションをとって話し合って、行き過ぎがおきないように制御しておくに越したことはないだろう。
欠点を認識しつつ中学受験と塾を利用せよ、というスタンスは、中山治氏の「ゆとり受験」論と通じるところもあるが、著者は塾業界の人間だけに、塾の利用には積極的である。
著者は、中学受験を否定することはない。むしろ能力的に中学受験が可能な場合には受験も進学塾通いも奨励していると言ってもよい。
そして、中学受験の仕組みを、塾業界のインサイダーでありながらアウトサイダー的視点を保って冷静かつ詳細に解説し、親として賢明な選択と判断に基づいて子供の将来のためになるよう行動することを求める。
実際、漫然と中学受験の進学塾に長時間深夜まで通わせて伸びない子供の成績の結果だけ見て叱るだけという親は多い。
そういう親に追い立てられて子供の能力破壊が起きることを懸念する著者のスタンスは、モーレツな親にとっては目標達成を押さえ込まれているようでいかにも不満であろうが、子供の身心と将来を考える教育者としてはとてもバランスが取れていて良心的というべきである。

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