習い事を始めてみませんか?Topへ

 >  習い事についての情報
 >  中学受験で子供と遊ぼう (文春文庫)

中学受験で子供と遊ぼう (文春文庫)

中学受験で子供と遊ぼう (文春文庫)

高橋 秀樹

中学受験で子供と遊ぼう (文春文庫)

定価: ¥ 630

販売価格: ¥ 630

人気ランキング: 92840位

おすすめ度:

発売日: 2003-06

発売元: 文藝春秋

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



中学受験で子どもと寄り添う
放送作家の著者とテレビ局勤務の妻が、託児所候補

として塾を選んだところから話が始まります。

妻は学校内暴力の吹き荒れた公立時代を経験しており、

息子の受験に気持ちが傾きます。さらに公教育の復活を

望みつつも現状それがなしえない理由が書かれていて、

内容は気持ちが良いほど明確です。



しかし中学受験を経験していない夫婦ゆえの失敗談も多く、

中学受験の為に親が知っておくべき情報の多さが本書から

わかります。3度の転塾。勉強をする意義が見出せなく

なった長男の心の揺れ。長男の様子に気を配りながらの

筆者の熱い行動力は本当にすごいと思いました。



テスト対策から出題の予想まで、タイトルとは裏腹な

受験記は受験を考えている我が家には大変勉強になりました。

壁にぶちあたった時、素早く決断する筆者の行動力は

長男の性格とシステムがアンマッチだった日能研の

転塾の際にも発揮され、子どもとあう塾を探すことの

大事さを実感する大事なエピソードでした。

また、ワーキングウーマンの妻や次男がしっかりと

家族の役割を果たしており、思わずほろっとする

場面もありました。



筆者は「中学受験で子供と遊ぶ」というよりも

受験を通じて子どもと蜜な時間を過ごした喜びを

語っているように私は感じました。長男がたとえ

不合格であっても、この家族なら軌道修正して

新たな目標に子どもと向かっていけるのでは?

そんな気持ちにさせられる内容でした。

懐疑はヒトを優しくする

女子プロゴルファーに父のキャディーがつき、

新人ボクサーに父のセコンドが入る。

中学受験界に親が付き出したのも、そんなに

昔の事ではない。明らかにバブル後の事である。



子供に残してやれる財産は金や土地や株券ではない、

「教育」である、と言わんばかりだ。



子供が親の言うことを聞いてくれる最後の学年が

小学6年生であるということを、本書は密やかに

教えてくれる。

親子の受験、と開き直るのは詭弁である。

受験はどの年代であっても、本人のみの孤独な格闘

である。読者がそこを見失わないことを祈る。

小学生を持つすべての人に。
現在大流行中の、「父親参加型中学受験」のもとになった人です。

ただし、この本のすばらしいところは、決して「公立全否定・私立至上主義」ではないことです。

中学受験をするまでの迷いの過程、志望校を決めるまでの迷いの過程が詳細に書かれており、筆者の文章力とあいまって一気に読み進めることができます。

小学生のお子様がいるご家庭では必読本といえると思います。

ブックマークに追加する

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://uranutes.net/mt/mt-tb.cgi/43349

習い事を始めてみませんか?Top >  習い事についての情報 >  中学受験で子供と遊ぼう (文春文庫)



Google


▼ カテゴリー

▼ 関連サイト

▼ RSS

人気ブログランキングへ

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

track feed

My Yahoo!に追加

Add to Google

  • seo
Supported by 楽天ウェブサービス