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再受験生が教える医学部最短攻略法 2008年版 (Yell books)

再受験生が教える医学部最短攻略法 2008年版 (Yell books)

荒川 英輔

再受験生が教える医学部最短攻略法 2008年版 (Yell books)

定価: ¥ 1,365

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人気ランキング: 106566位

おすすめ度:

発売日: 2006-10-06

発売元: エール出版社

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世代交代の時期
私が通っていた高校は県でトップの進学校でした。東大と医学部に合計40名ほど進学します。上位60名ほどまでが合否に絡み、20人ほどは浪人するのが通例です。

高3になってから、5人のグループが一緒にこの本を利用していたのですが、成績は河合塾などの標準的な模試であれば60?66程度出ていましたが、大学別模試などの難しい模試になると偏差値50に届くかどうかの低い成績でした。その人たちが口をそろえて「判定なんて関係ない」。学年順位で100番台の人たちでしたが、必死に努力している上位60名を「非効率」と笑っていました。結果は…言うまでもないですね。

著者の方は東大に入学し、留年しての退学後、数年かけて医学部に進学されたそうです。この本は著者の個人的な経験に基づいて記述されていますが、それを「効率」と呼ぶのは理解しかねます。

私はエール出版の『大学受験の教科書』の方法論を利用し、半年で学年100から30位まで上げ、無事医学部に合格しました。



・紹介されている学習法

実際に問題を解かずに早く覚えればいいと書かれています。英語長文で対応できなくなりますね。まさか英作文も暗記でしょうか。

数学は講義型で10冊以上覚えて一対一をやると河合塾の記述模試で偏差値65?70になるそうです。私は学校の勉強とシグマトライ1シリーズで75に達しました。

下位の生徒ほど手を出し、失敗する
身近な医学部・東大合格者がいないと、こうした方法論にすがろうとしてしまうのだろうか。実際の合格者は確実に基礎を固めているからこそ、C判定・あるいはD判定からでも合格するのであり、B判定やA判定もそうした基礎固め無しではまず取りえない。

・著者の数学の方法論

教科書に該当する学習後、講義型の本で500?1000問の学習が必要としている。

著者は教科書のレベルを誤って認識していると断言できる。教科書のレベルの内容を確実に学習すれば、それだけで一般的な模試であれば偏差値70を超えることは決して珍しいことではない。黄チャートの解説はあまりにも不足するため我々教員が補う必要があるが、補ってしまえばその効果は保証できる。しかし、その段階を疎かにし、講義型の本を十数冊もやるのはあまりにも愚かである。

 その他、英語や理科についても問題点が多い。文章についても、強調するところに偏りがある。

 当方、進学校に勤務する数学教師だが、未だに地道な努力に勝る方法論を見つけることが出来ていない。和田氏・荒川氏・福井氏などの方法論を利用して成功した数名は1・2年時に黄チャートをやりこんでいた生徒くらいであろうか。傾向対策とはそれほど有効なものではない。特に医学部・東大ともなれば、標準以下の簡単な問題を取りこぼさない学習が必要なのである。

おしい!
記憶術に関して載せてあればなおよかった。

記憶術なしでは、凡人には大学受験のあの猛烈な暗記量には太刀打ち出来ない。

この本+記憶術もマスターすべし。

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