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TOEFL・TOEICと日本人の英語力―資格主義から実力主義へ (講談社現代新書)
TOEFL・TOEICと日本人の英語力―資格主義から実力主義へ (講談社現代新書)
TOEFL・TOEICと日本人の英語力―資格主義から実力主義へ (講談社現代新書)
鳥飼 玖美子
定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
人気ランキング: 69070位
おすすめ度:
発売日: 2002-04
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
日本人の英語に対する誤解を解いてくれる本
TOEICと英検を受ける前になにかしら得るものがあるかなと思って読みました。薄い割には中身は濃く、誤解されがちな英語試験、英語教育についての真実を語っていると思います。英語を学んでいる、またはかじったことのある人は必読だと思います。
TOEICを受ける前に
TOEICって何?
とりあえず受験する前に調べてみようと手に取ったのがこの本。
自分の要望は第2章:「三大検定試験の中身はこうなっている」(P45?P70)ではっきりしました。
TOEIC、TOEFL、実用英検が『何を目的とし』、『どのような内容で』行われているかが記されています。
知りたかったTOEICでこのくらいの点数は世間的にはこのような評価……というガイドラインも載っていたのでよかったです。
(例えばスコア730?860は、『どんな状況下でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている』という評価。この後、詳細説明もあり)
また各検定試験の相対表(○○試験の○○点は、××試験の××点に相当する)も用意されていたので、自分の知りたい範囲は全て知る事ができました。
私と同じような範囲の事を知りたい人はP45?P70だけを立ち読みすれば良いでしょう。
日本における英語試験の現状分析
昇進にTOEICのスコアを要求する企業。英検を単位に認める大学。
このような時代において、TOEFLやTOEIC、英検などに代表される資格試験がどのような意味を持つのか?
それを解説した1冊が本書である。
内容は全編にわたって、資格試験とそれに対する筆者の考えが述べられている。
資格試験の概要はもちろんのこと、資格試験の限界や、試験を超えた異文化コミュニケーションに関することまで。
様々な意見が述べられ、中には今までの考えが覆されるようなものもあるだろう。
このように筆者の英語に対する考えを理解することができるが、逆に言えばそれだけである。
英語に対するしっかりとした考えを持っている人や資格試験の効用を理解している人にとっては、物足りなさを感じるかもしれない。
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